モンテッソーリの保育園には、色々な活動を自分達で選んでするという環境を整えています。この頃から自分で選択する自由を与えてもらえる環境を作ることで、自己肯定感の高い子どもが育ちます。自由というとなんでもやっていいかというとそうではなく、そこにはきちっとした制限を与えています。
例えば、車の免許を持つことで車を自由に運転する権利を得ることができますが、規則は守らなければならないですよね。
子どもたちは、安全を確保された環境において自由を与えられています。
異なる年齢の子どもたちが一緒に過ごすことで、自然に学び合い、互いに成長を促す環境が生まれます。
クラスに入りたての子どもたちは、年上の子たちを見ながら学ぶことで、自主的に行動を覚えていきます。例えば、机の使い方や片付けの仕方など、年上の子どもたちの行動を観察して自然に習得することができます。このプロセスは、教師が一方的に教えるのではなく、子ども自身の観察と実践を通じて習得していくもので、モンテッソーリが重視する「自発的な学び」の一部と言えます。
そして、自分が成長しクラスで年長の立場になると、今度は自分が年下の子どもたちをサポートする役割を担うようになります。このとき、自然に小さい子をケアする気持ちやリーダーシップが芽生え、責任感や思いやりの心を育てることができます。こうした相互支援の関係は、子どもたちにとって社会性を養う良い機会となり、単なる学力だけでなく人間関係を築く力を培う場ともなります。
異年齢での学びの場は、学ぶ側と教える側が絶えず入れ替わることで、子どもたちの自信を育て、相手を理解し思いやる力を育む非常に有意義な環境ですね。
3歳近くになると社会性が芽生えてきます。
この頃の子どもは、自分だけしか見えてない時期から他人に対しての社会性意識が出てきます。
我が娘は2歳半くらいの頃、あるイベントで色んな人にお菓子を配って回ってました。笑
私のクラスでは自分の水筒を持ってきてもらっていますが、子どもたちは自分の水筒以外にもどれが誰の水筒かをちゃんと把握していて、事あるごとにそれを配り始めます。先生(私)の水筒もちゃんと持ってきてくれます☺️
”はい、どうぞ”
と、小さい子が何かを持ってきてくれた時は、ぜひ笑顔で”ありがとう”と言って受け取ってあげてくださいね♪
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